難民の優しさはチップ狙い【払う?払わない?】

ヨーロッパには難民が多く、彼らはあの手この手で小銭を稼ごうとしています。

日本にはホームレスでもお金をせがんでくる人が少ないため、こういうのに慣れていない日本人は海外旅行の際に少し注意しないといけません。

が、チップをあげる必要があるのかないのか、イタリア在住者としてはちょっと迷いどころです。

 

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チップをあげるべきか、否か?

無理やりミサンガや花を売りつけられても、こういうのは無視すればいいと思います。(受け取らずに無視して!)

ただ問題なのは「頼んでもいないのに手伝ってもらったこと」「困っているところを助けてもらったこと」などですね。

中には見返りを求めない優しい難民もいると思いますが、基本はチップ欲しさに「手助け」してくれます。

この場合、私はいつも悩むというか、ちょっと腑に落ちないです。

 

例1:駐車場にて

大きな都市や、人が多く集まる中心街では、駐車場が満車で探すのに一苦労します。

そこを狙って、難民は空きがあるところを聞いてもないのに教えてくれます。

しばらく回っていれば自力で見つけられるところを、さも自分の手柄のようにチップを要求してきます…。

 

この場合、正直払いたくないので教えてくれた空きスペースに駐車したくないですが、他に見つからなければ仕方なく駐車せざるを得ません。

チップを払いたくない場合は「今小銭がない」と言いその場を去りますが、駐車場に戻ってきても請求されるので50セント渡したりします。

 

例2:使い方を教えてくれる

日本と勝手が違うことがただあるため、どういうシステムかわからず困ることがあります。

その弱みにつけこんで聞いてもないのに勝手に教えてくれたりします。

もちろん、それが難民ではない場合、チップをあげる必要はないのですが、相手が難民なら暗黙の了解でチップを渡します。

 

本当に助かった!と感謝の気持ちがあるなら1~2ユーロのコインをあげれば、こっちもいい気分になります。

しかし、人に頼るまでもないことだと余計なお世話ですよね~。

その場合は、同じように「今小銭がない」とその場を振り切るか、50セントなど少額を渡すかです。

 

例3:荷物を運んでくれる

スーパーの入口付近には必ずと言っていい程、難民が待ち構えています。

たくさん買い物をした女性や老人を見つけては、車まで荷物運びを手伝ってきます。

これは必要なければ、NOとはっきり言えばいいし、必要であればありがたいですけどね。

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チップをあげてもいいと思った

どこで見聞きしたのか覚えていませんが、私は「海外で難民や子供にチップを渡してはダメ」という考えがありました。

(たかられるから?)

カンボジアに旅行に行ったとき、水上で暮らす人々がいる湖で桶に乗っていた女の子にカメラを向けたらピースしてくれました。

が、もちろんサービスではなくチップ狙い。

私は頑固にもチップを渡さなかったのですが、今となっては後悔しています。

写真を撮らせてもらって10ドルとか請求されるなら別ですが、たった1ドルで良かったのに。

 

つまり、感謝の気持ちがあるならチップをあげてもいいと思うし、彼らにとっては1ユーロでもお駄賃です。

それでたかられることはないので安心してください笑

(少なくとも日中のイタリアは)

 

まとめ

基本、難民の優しさはチップ狙いなので、助けてもらった場合はチップ(1、2ユーロ)をあげます。

チップくれ、とトラブルになったり、嫌な思いをする前にさっさとあげたり。

でもお節介要らない親切の場合は「今お金がない」と言って逃げるか、「コレしかない」と50セントを渡します。言い合っても時間の無駄だしね。

助けられる前にNOとハッキリ言うのも大事です。

 

ちなみにイタリアでは、ホテルやレストランでのチップ制度はほぼありません。

なので難民以外にはチップのことは考えなくてもOKです!

1セント単位でお釣りくれないときもありますが。

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