犬、見つかった…

我が家の犬、あめが失踪してから20時間後…
旦那の拡散したフェイスブックの記事をみて、ある女性から電話をいただき無事見つけることができました…

私は正直、もう見つからないんじゃないかと思い、この悲しみをどう乗り越えたらいいんだろうと考えていました。
失踪した当日は、きっと明日帰ってくると信じていましたが、朝になって探してもいなくて、昼過ぎにまた探したけどいなくて、通ったことのない道まで探してみたけどいなくて…
それがどんどん自分の中で現実として受け入れなければならなくなってきたのです。

「犬が失踪しました(SCOMPARSO CANE)」という紙を作り、ペットショップや喫茶店などに行って貼り紙してくれるように頼みました。
同じ内容を旦那のフェイスブックにも投稿し、多くの人が拡散してくれたのです。
貼り紙を頼んだいくつかの場所から、「今日フェイスブックに載せた人?」と聞かれ、フェイスブックの威力に驚きました。

実際、あめを見つけてくれた人もフェイスブックをみて電話してくれました。
私はあまりフェイスブックを使わないのですが、多分、日本人のフェイスブックの利用者は海外に比べたら低いと思います。
私の住んでいた街で、同じことをしてもフェイスブックから犬を見つけて連絡くれる人は少ないと思います…
それを旦那に言ったら、ここは小さな街だから、何かが起きたときに情報網になるのがフェイスブックだと言っていました。
例えば、変質者が現れたり、何か盗まれたり。

フェイスブックの便利性を見直すと同時に、旦那の個人情報の取り扱いの甘さも懸念することになりました笑
フェイスブックと、犬探してますの紙には、私たちの住む家の住所と、それぞれの携帯電話の番号が書かれているのです。
個人情報晒しもいいところです。。

そして、報酬額にも500ユーロ(約6万円~6万5千円)を提示していて、やりすぎじゃないかと思って調べたら、倍の1000ユーロかけている人も結構いました。

そこで(あめが見つかる前に)思ったのが、報酬目当てで盗みを働く人もいるのかな…と。
誰かが連れ去った可能性を思ったときに、まだ生後四か月だから売ろうと思えば売れるだろうけど、リスクのほうが高いのではと思っていました。
私たちがあめを引き取ったときは350ユーロで、すでにそれから一か月経っている上にちゃんとした証明書がなければ売れても大した額ではありません。
でも、このような報酬を出す可能性があるなら、500ユーロから1000ユーロが数日で手に入るかもれない…
実際、そういうことをする人がいるのかわかりませんが…

幸いにも、あめをみつけてくれた人は報酬は目当てではなさそうで、居場所だけ教えてもらい本人はその場にはいませんでした。
どうやってそこまで辿り着いたの?というくらい、まあまあ離れた場所にいました。
人の家の倉庫?みたいなところに怯えてそこにずっといたらしく、カラビニエリで通報したあと、フェイスブックで記事を発見したそうです。

前足は骨折していて、爪はかなり短くなっていました。
どんな旅をしたのか不明ですが、骨折は車にぶつかったため、爪はどこからか登るために削れたようです。
とにかく、無事で良かったぁ…

骨折だけで済んだのは不幸中の幸いだと思います。
発見してから、診察外でも診てくれる獣医さんのところにいき、彼も同じく、骨折だけで済んだのは、むしろ車が怖いものだと知るいいきっかけだと言っていました。
それまでは、車が近づいても臆することがない子だったので。
私たちも、どれだけあめが大事か知りました。
家に帰ってからは、かなり疲れているみたいで爆睡です…
丸一日、ろくに寝ず、食べずだったはずだしね。

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