海外のドラム式洗濯機の使い方!日本とは違う、硬水地域での注意点!

海外の洗濯機に戸惑う人は大勢いると思います!

今のご時世、外国語はアプリを使えばある程度のことは理解できますが、そもそも洗濯機の機能が日本とは違い、初めはわけわからず、検索したらこの記事にたどり着いたのではないでしょうか!?笑

では、さっそく使い方を説明していきたいと思います!

あ、私はイタリアに住んでいるため、イタリアの洗濯機について説明しますが、イタリア以外の国でも共通することは多いかと思います。

 

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一般的にはドラム式

 

ヨーロッパでは、ドラム式が主流で家電量販店に行ってもほとんどドラム式ばかり。

縦型のも多少売っていますが、一般的でないということは壊れたときに修理代が高くつくかもしれませんので、その土地に長く住むつもりで購入するなら一般的なドラム式で慣れた方がいいと思います!郷に入っては郷に従え!

というのもあり、ドラム式洗濯機についてざっと説明しますね!

(当たり前ですが、メーカーによっても表示など変わってきますので、あくまでも参考に)

 

洗濯機のボタン・コースの多さ…

 

海外の洗濯機って選択ボタンがやたら多いんです!!

まず洗濯コースだけでも14種類あり、その他、日本ではあまりない温度調整やらなんやらたくさんあれのます…。

ただ、慣れれば使う項目は決まってきます!一度も使ったことない項目のほうが多いです。

 

このように洗濯コースだけで14種類+すすぎ、脱水で、ダイヤルは16項目あります!!

項目に沿って、「白衣類(3)」「綿衣類(4)」「アレルギー用(6/7)」「子供服用(8)」「ウール用(10)」など分けてもいいですが、素材ごとこんなに細かくわけていたら主婦は大変ですよ!

しかも長時間コースが多い!!

汚れが少ないとき・急いでるときは短時間コースのRapidoでも十分ですが、硬水地域では注意しないといけないこともあるので説明しています。

私は「スピード汚れ落とし(2)」の一時間で終わるコースを基本使っていますが、これも洗うものによって変わってくるので、自分の使いやすいコースを見つけてください!

 

硬水地域と軟水地域でこうも違う!

そもそもなんでこんなにコースの種類が多いのかというと、硬水で洗濯するにはデメリットが多いんです!

  • 軟水に比べて硬水は汚れが落ちない
  • 洗濯物がゴワゴワする、硬くなる
  • シワが付きやすくアイロンがけが必須

なので、温水で洗うとこれらのデメリットが緩和されます。

しかし温水によってのデメリットもあります!!

  • 色落ちしやすい
  • ウール混のニットなどは縮む

おわかりいただけましたでしょうか。

日本のように軟水地域での洗濯ってどれだけ快適かということが…。

イタリア人はジーンズや下着にもアイロンをかけるほど、アイロン文化と言いますが、日本で洗濯するとアイロンなんて必要ないほどシワができずフワフワを保てるので、日本ではアイロンがけなんてイタリアほど必要ないんです。

 

温水で回すことでカルキ臭が防げる

海外の洗濯機が時間がかかるのは、水を温める時間もあるからだと思います。

そのため、短時間コースは水温が低いものが多いです。

汚れが少なく急いでいる場合は短時間コースでもいいですが、それをずっと続けていると洗濯槽にカルキが溜まり、天日干ししても生乾き臭が消えないこともあります。

(そして洗濯物もゴワゴワです)

そのため、定期的に高温水で洗濯物を回すと匂いの元を排除できます。

それでも匂いが残る場合は、漂白剤や専用のカルキ除去剤を使ってください。

イタリアだとこんなものが売っています↓

 

適温が大事

20度~60度(洗濯機によってはそれ以上)設定できます。

冷水を使い続けるとカルキ臭がすると言いましたが、毎回高温水で洗えばいいのか、というとそうでもありません。

先ほども言ったように、温水では「脱色して他の衣類に色移り」「ウール混のニット素材では縮む」という可能性もあるので、詳しくは洗濯表示にある適切な温度で洗わないといけません。

しかし冷水で洗うと素材がゴワゴワします。

なので30度なら脱色・色落ちも低く、ウールも縮まないかな、と思いますが、洗濯表示を確認の上、他に一緒に洗う洗濯物にも注意してくださいね。

とくに白いものは色物も洗うのは避けてください!

 

黒い衣類は専用洗剤を使う

また、硬水地域で洗濯を続けると色物の衣類は脱色が顕著に現れます。

とくに黒いものは色あせが目立ち着古してみえてしまうため、みっともないですよね。

なので、黒い衣類は別に分け、黒い衣類用洗剤を使うのがベスト。

日本では見かけませんが、イタリア以外の他の国でもあるかと思います。

洗濯は白い衣類・黒い衣類・色物で色分けをするのをオススメします。

白い衣類の洗濯時に漂白剤を使えば、洗濯槽の掃除にもなります。

 

洗剤の入れる場所

これは説明書を読まないといけませんが、参考程度にうちにはこんな感じです↓

他にも細かく書かれていましたが基本はこれしか使わないです。

柔軟剤部分に洗剤入れちゃうってこと、よくやりますが気を付けてください笑

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日本にもお土産にしたい便利グッズ

日本では見たことのないモノで、ヨーロッパでは日常的に使わているものがあります。

それがコレ!

色んなメーカーが出していますが、箱の中に不織布が入って売られています。

これは洗って落ちた色を吸い取り、他の衣類に色移りを防ぐもの!!

色落ち・色移りの可能性があるときに、洗濯物と一緒に1枚~3枚ほど洗濯機の中に入れます。

これを使えば白いモノと色物、一緒に洗えるので経済的!

しかし、100%色移りしないわけじゃないので、やはり白いものは分けた方が安全だと思いますw

(正直言うと、私は使っていませんw)

 

まとめ

私が思うに、硬水地域だからこそあんなに細かくコース分けされてると思うんですよね。

とは言え細かく分けると洗濯が大変なので、以下の点を踏まえて洗濯に慣れれば労力も少なく済みます。

  • 温水で洗わないと汚れが落ちにくいしゴワゴワする
  • しかし温水で洗うと色落ち・色移りするので注意
  • また高温水ではニットが縮む可能性も
  • 冷水を使い続けると生乾き臭がする
  • 色落ちも考慮し、白・黒・色物で分ける

私の意見ですが、硬水での洗濯は生地が傷むため、なるべく洗濯回数は減らしたほうがいいと思います。とくに、大切なものほど長持ちさせたいと思うはずなので、一回着用ごとに洗うのではなく、何回か着用してから、洗濯表示に従って洗ったほうがいいと思います。

また、新しく洗濯機を購入しようと思っている人は、8キロ以上洗濯できるものをオススメします!

8キロ以上なら、布団なども洗濯できて便利ですよー!

 

\イタリアでの生活/

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